11月22日(水)の基礎演習Vでは、2年生のゼミ面談が予定されています。ゼミ面談で質問がありそうな項目をFAQとして以下にまとめます。
また、ゼミ面談希望者はアンケートに回答してください。
□プロジェクト研究について
- プロジェクト研究はどのように決めますか?
- ゼミ決定後からゼミ配属前(2~3月頃)にOJT形式で配属前研修を行いながら、適正を見て決定します。
- 本人の希望は聞きますが、サイバーセキュリティ、ソーシャルアプリイノベーションは選考・定員があります。
- 地域活性化Webシステムに選考はありません。
- プロジェクト研究の参加決定はいつ頃ですか?
- 本人の希望、研修での適正、先輩ゼミ生の意見を考慮して、4月に決定します。
- 配属前(2~3月)から活動が始まり、夏休みに本格活動となるプロジェクトもあります。
- 興味のあるプロジェクト研究がいくつかあるのですが、掛け持ちは可能ですか?
- 掛け持ちは負荷が高いので、原則1つに絞ります。
- 研修期間を使って、興味のあるプロジェクトを体験してください。
- プロジェクト研究ではどのような活動がありますか?
- プロジェクト毎にかなり差があります。河野ゼミでは、以下の3プロジェクトが進行中です。
- サイバーセキュリティ対策技術
- 布広ゼミ他との合同プロジェクト
- LinuxやDB、Dockerなどのインフラ回りが好きな学生、スクリプト系言語をやってみたい学生がよい
- キーワード:WebクローラやDBを用いたシステム開発、仮想化、不正サイト検知手法
- 選考あり、定員3名
- ソーシャルアプリイノベーション
- 「7つの習慣」に基づく自己実現支援を目的としたプロジェクト
- 知識面:7つの習慣、ポジティブ心理学、アドラー心理学、ストレングス・ファインダー
- スキル面:JSやRails、DBによるWebシステム開発、ソーシャルメディアマーケティング
- 意識面:自分を律しながら目標に向かって頑張ることができる学生
- 単なる意識高い系ではなく、きちんと行動で示すことができる学生が望ましい
- 選考あり、定員4名
- 地域活性化Webシステム
- 地域活動とシステム開発の両面が求められるプロジェクト
- 千葉市や四街道市での「こどものまち」を主軸に、そこでの課題を解決するシステム開発
- 地域活動や子どもと関わることが好きな学生がよい
- キーワード:地域やこども達との関わり、アクティブ・ラーニング、Webサイト開発・運用、オープンデータ
- 選考なし、定員なし
□ゼミ全般について
- ゼミはいつありますか?
- 以下の内容で週2回あります。
- ディスカッション:木曜4・5限(本ゼミ)、ゼミ生全員が参加
- プロジェクトミーティング(サブゼミ):どこかの1コマ、プロジェクトのメンバーのみ
- ゼミはあくまでも報告や議論の時間で、ゼミ活動はそれ以外の時間にやります。
- ゼミは授業ではありません。授業と休息以外はすべてゼミの時間と思ってください。
- アルバイトはしても大丈夫ですか?
- ゼミに支障のない範囲でのアルバイトはOKです。ただし、ゼミを最優先に考えること。
- ゼミの日は終了時刻が遅くなる場合もあるので、それ以外の空いている時間で調整してください。
- アルバイトの入れすぎで、授業やゼミ活動、勉強、研究が疎かにならないようにしてください。
- ゼミでの役割はありますか?
- 以下の係をみんなで分担するので、必ず何かしらの役割が発生します。
- ゼミの係:ゼミ長、副ゼミ長、会計、ゼミ合宿、美化係
- ゼミ室にはどれくらいの頻度で来ればよいですか?
- ゼミは週2回ですが、ゼミ室には毎日来るようにしてください。
- 例年、ゼミ室の滞在頻度と卒論の進捗状況は強い相関があります。
- ゼミでの連絡手段には何を使っていますか?
- 河野ゼミでは、複数のサービスを目的に応じて使い分けています。
- 通常のゼミ連絡:Facebook
- プロジェクト毎の報告やチャット:Slack
- 報告書や資料の共有:Dropbox
- プログラムのソースコード:GitHub
- 学生同士のコミュニケーション:LINEが中心
※詳細については、河野ゼミガイドラインを参照する。
□期待する人物像
- どういう人に来て欲しいですか?
- 自分で考えて行動できる人
- 技術を吸収したいという欲求がある人
- 何にでもチャレンジできる人
- 大学院に進学したい人
- お天道様に顔向けできる人
- たばこは吸わない人(お酒はOK!)
- 参考:河野ゼミ訓
- ゼミの推奨科目はありますか?
- プログラミング系とキャリア系で修得して欲しい科目があります。
- プログラミング系:Webシステムプログラミング, ネットワークプログラミング, モバイルシステムプログラミングから少なくとも1つ以上
- 3つ履修したい場合は、3年次に2科目、4年次に1科目が理想
- 1年間でプログラミング科目が3つ以上あると、負荷が高くなりゼミ活動に支障があるため
- キャリア系:インターンシップ, キャリアデザインa,b, ITキャリア基礎(ロジカル・シンキング)
- 取ったほうがよい資格はありますか?
- 特にはありませんが、ITパスポートを持っていれば、ある程度技術的な話を理解することは可能です。
- 基本情報処理技術者を持っていれば、多少就活で有利かも知れません。
- LPICやCCNAなどのネットワーク管理系の資格があれば、ゼミ室のサーバ管理で役に立てます。
- 資格の勉強よりも、WebやDBの仕組み、Linuxサーバ運用、セキュリティ対策、レポート作成やディスカッションなど、実務スキルがあるほうがよいです。
- その他、本を読む、社会人の友達を持つ、旅に出る、勉強会に参加するなど、自分の視野を広げることを意識してください。
- 人は「人・本・旅」からしか学べない(元ライフネット生命CEO 出口治明さんより)
- ゼミではどういった勉強が必要ですか?
- 技術と社会の両面の勉強が必要です。
- 技術:プログラミング、DB、Web、Linux、ネットワーク
- 社会:ソーシャルメディア、外部の人々との交流、ユーザ目線の考え方、社会に問題意識を持つ広い視野
- 参考:河野ゼミ教育プログラム
□ゼミ希望者の超過が見込まれる場合の選考基準
- 申請書に熱意が感じられるか
- 教員が顔を覚えているか(何度もゼミ室に来たか)
- プログラミング応用, Unix論の成績
- 修得単位数とGPA
などを考慮して総合的に判断します。